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大安禅寺


秋涼の候 朝夕はめっきり寒くなり上着が必要な季節になりました。そして、この季節になると意欲が次から次へと湧いてきます。

お寺は秋季彼岸会も無事終わり、秋の拝観シーズンへ突入しています。まだまだ、整備しなければいけない部分がありますが、今年も最後まで張り切っていきたいと思います。

さて、意欲が湧くと言えば坐禅にはもってこいの坐り易い良い時節でもあります。最近になって坐禅の問い合わせも増えていますが…。

大安禅寺に坐禅を求めに来る方で、よく「坐禅の意義とその効能」を聴く方が居られます。それを私は、分かり易く「自らの心の掃除」「心の柔軟体操」と説明します。その効能は、日常の中、また世間、社会で対面する様々な事に対し臨機応変なる心構えが養われることです。すると自ら人生が愉しき味わい深いものになっていきます。これを端的に言うと「己を知る」です。

私達は人生を歩む中で、知らず知らずに大小関係無く多くの罪を犯しているものです。道徳的なことまで含めれば、数えきれません。しかし、そう言ったものが私達の歩みでもあるわけです。

国家には法律と言うものがあり、社会にはそれぞれ常識的な制裁があります。例えば「お前は刑法第何条何項により懲役何年に相当する」と罰せられ、刑に処されます。ならば、刑に処させられればその罪は無くなるのかと言えば、結局は形式の話となってしまいます。その裏側は誰にも分からないものであり、当事者達が自ら解決しなければいけない心情が存在する訳です。実際生活の上で人間はそこで行き詰っていきます。どの時代になっても人の心が根底にあり問題を引き起こしていくのが現状です。ならばそこを、どのように解決していくのか。

 『観普賢菩薩行法経』というお経には、「人もし懺悔せんと欲せば,端坐して実相を思え。衆罪は霜露の如く、慧日能く消除す」=「もし懺悔しようと思えば坐禅をしなさい、するとまるで太陽が昇ってくれば霜や露が消え去るように、罪は消えてしまう」とあります。

実相とは真実の姿ということです。つまり真理を観ぜることであり信じる心、素直な心を常に観じて行くことです。この様に言葉で説明しても結局は自分自身が納得しなければ、頭ごなしでの理解となってしまいます。腰を据え、ドッカと坐って自分の人生を味わうことが出来れば、我々が生きているこの世こそが全てを超越した安心の世界と気付けます。

人は自分をよく見せたり、失敗してもそれを隠蔽してみたり、罪に罪を上塗りすることがよくあります。そうではなく、そのままに、あるがままに生きることが大切です。自分の歩む道に生じた壁であるならば、その壁をどう素直に壁と受け入れ、乗り越えていくか、その乗り越え方もどれだけ直心で向き合えるかが重要なのです。坐禅はその心を養うものです。勿論、そんな簡単なことではありません。だからこそ人生は面白い。

今日のお茶一杯が、心から美味しいと思えるそのような人生を歩みたいものです。そこには自由自在の「私」が活き活きしているはずです。

(大安禅寺副住職)




|2013,10,04, Friday 05:13 PM |
 
大安禅寺

大安禅寺
昨晩は少し雨が降っていました。台風が近づいてきているそうですが、福井への影響はなさそうですね。しかし、全国で起きている雨の被害が年々多くなっているようにも思います。お寺だってウカウカしてられません。

さてそんな心配は他所に、最近心地よい風を感じる毎日です。山肌を伝って清風が書院に吹き込んでくると、何とも言えない時間が流れます。それはそれは閑で心が洗われる時間、まさに一日清閑の一時です。この様な日を迎えられるのも、一年の中で数日です。ありがたやありがたや。

そこにご拝観のお客様、良い時に来られました。これから、拝観の方も増えてまいります。秋は各地でイベントが催されますから、意欲が湧く季節でもありますね。私の法話も有難いことに奇特な方が多く、法話三昧の毎日を送っています。そこで、個人の方が予約しやすいように今年の「法話催行一覧」を掲載しました。是非これを参考に大安禅寺へお越しくださいませ。近くの宮ノ下公苑ではコスモスがこれから綺麗ですし、11月中旬頃からは紅葉も見頃を迎えると思います。

URLはこちら⇒≪2013年法話催行日程表≫


何だかこのアングルの私…力入りすぎですね(笑)
(大安禅寺副住職)


|2013,10,03, Thursday 04:09 PM |
 
大安禅寺

大安禅寺
本日は東京より松平家御当主で在られます、松平宗紀様がご来山下さいました。

今回は「福楽」の取材の為に上山下さり、住職と暫し隠寮にてご歓談されました。私も傍らでそのお話を拝聴させてもらっていましたが、いつも本当に気さくな御方であります。いつも話す要所に松平様の温かいお人柄を感じさせて頂いております。この歓談された様子が今度の「福楽」に掲載される予定です。


300年前もこのように大安禅寺の先師方と時のお殿様は、このようにお茶を飲み交わしながら、愉しい時間を過ごされていたと思うと不思議な気持ちにさせられます。


時代は変わっても「人間対人間」の関わりはいつまでも変わりません。その重要な部分を忘れては人情という温もりが希薄な世の中になってしまいますね。
メールより手紙、手紙より対話。お互いの表情を見ながら話すからこそ、相手を尊敬できるものです。
(大安禅寺副住職)


|2013,10,02, Wednesday 05:38 PM |
 
大安禅寺

大安禅寺
昨日、私事ですが娘の七五三を一足先にお寺で執り行いました。ご祈祷後は家族揃って記念撮影、当たり前のように思えますが子供の成長を喜べることを、ただただ感謝したいと思います。


そんな娘等世代に出来るだけ良いものを残したいと思う親心は、いつの時代になっても一緒だと思いますが…(そう思いたい)

私も一禅僧として日々これからの様々な行く末を考える日々です。人生は考え次第でどのようにもなっていきます。それは勿論、良くも悪くもです。その根源を作るのも、自分自身であることは知らなければいけません。物でも、他人でも利便性でもありません。良いものを残すということは、良いものを作るということです。良いものを作るということは、一所懸命生き切ることです。

そんな活動を私はこれからの人生で遣り抜いていきたいと思っています。突然ですがそこで出会ったのがこのお二人、アンテナ代表の小林弘和様と書家の西山有紀様です。あるご縁から巡り会えた不思議な出会いでした。

このお二人の思考は一言で「無」です。数字で表せれば「0」です。今日はお二人とある企画についての話合い、土台作り基礎がなんでも重要です。今・ここ・私たちが向上心新たに良い物作りを始めたいと思います。

(大安禅寺副住職)


大安禅寺
|2013,10,01, Tuesday 05:38 PM |
 
大安禅寺

大安禅寺
先般8月末に北陸三十三観音霊場の取材がありました。掲載誌は全国でも有名な「旅行読売」さんで東京からわざわざお越しくださいました。
この度その掲載誌が発売されたのでこれまた、わざわざ御恵送下さり丁寧な対応に感動致しました。

昨今、北陸観音霊場は本当に脚光を浴びており、祝日になると必ず朱印を求めに来られるかたが増加しております。是非、皆様も巡礼の旅なんて如何ですか?


(大安禅寺副住職)


|2013,09,30, Monday 04:28 PM |
 
大安禅寺

大安禅寺
今日は富山県南砺市に在る、山野公民館の敬老会へ招かれ行って参りました。訳有って写真が一枚しかないのはご了承くださいませ。それも法話前ですが(笑)

約100名様程の方がご参加とのことで、皆様お元気な方ばかり終始楽しそうに法話を聞いて下さったので良かったです。また100歳以上の方も居られたようで、福井もそうですが北陸は長寿地区ですね。
それもやはり環境が良いのでしょう。美味しい空気、水、食べ物が揃っているなんて贅沢なところです。

今日は私も楽しく有意義な時間を過ごさせて貰いました。役員の皆様始め今日は本当にお世話になりました。感謝感謝。


そして帰りに、金沢の寳勝寺にも寄ってきました。今度大安禅寺でも使用する展示用のパネルを受け取りに行ったのですが、もう1つの目的もありました。それは、最近住職と母親が心を込めて造っているガーデンを拝見することです。寺カフェをオープンして一カ月ですが、色々と様変わりしていました。両親の温もりが込められた寳勝寺の庭やディスプレイを見ながら一休み出来るのも何だかこれまた贅沢な思いをしてしまいました。

山門前なんて見違えてしまいました。来年の初夏にはもっと魅力ある庭になりそうです。

中庭も和と洋が良いバランスで保たれていて、初秋の清風を感じながら飲む一服のお茶は最高に美味しかったです。これは必ず、金沢の名物癒しスポットになりそうです。


是非、皆様も金沢に行かれた時は寳勝寺へ行ってみてください。街中に在って、そこには穏やかな空間が存在します。それはそれは心地よくて、安らぎの一時を味わえる空間と雰囲気が漂ってます。禅寺の「おもてなし」は心の薬になるはずですよ。また、ガーデン造りの過程も寳勝寺のホームページで紹介していますので、是非ご覧くださいませ。
寳勝寺の詳細はこちらHPで!!http://housyouji.jp/
(大安禅寺副住職)


|2013,09,29, Sunday 07:15 PM |
 
大安禅寺

大安禅寺
本日、新命和尚さんは敬老会で特別法話をされるため、富山県南砺市までお出掛けになられました。
富山県でも多くの方を笑顔にされていることと思います。
新命和尚さんがお留守の大安禅寺では、午後から一周忌法要が行われ多くの御親族がご来山されました。
法要も無事終わり、お寺で飼われている猫「うし」君もほっと一息ついた様子です。

お寺に丑年に来たので名前が「うし」君となり、大安禅寺とともに歩んで、今年で16年目の大先輩です。
長生きして、今後もご来山された方をたくさんお出迎えしてくれることを願っております。

(職員 小形)


|2013,09,29, Sunday 04:21 PM |
 
大安禅寺

大安禅寺
日に日に朝晩の冷たい空気が身に染みるようになってきましたが、皆様お変わりないでしょうか。
大安禅寺では、もみじが色付き始めました。

大安禅寺は6月の花菖蒲が有名ではございますが、秋からの紅葉も見事です。
初夏の華やかさとは異なる雰囲気で、より一層心の落ち着きを感じさせてくれます。
6月とは違う大安禅寺の魅力を感じて頂けると思いますので、皆様ぜひ紅葉の時期にご来山くださいませ。

(職員 小形)


|2013,09,28, Saturday 02:48 PM |
 
大安禅寺

大安禅寺
昨日、大安寺小学校の3年生の皆様が故郷学級の一環として、大安禅寺の歴史を学ぶ為にお越し下さいました。時間にすれば、一時間ほどでしたが本堂にて生徒様の質疑応答に答える形で授業を行いました。
皆さん事前に、其々個性あふれる質問を考えてきてあり、それも良い質問ばかりで何だか嬉しい気持ちになりました。こういった授業を通して、大安禅寺だけでなく地元の素晴らしさを知り、すくすく育つことを心から祈るばかりです。


またこの授業で感じたことは、子供たちの純粋で鋭い観点に驚かされたことです。大人に成ればなるほど、注意していてもフィルター越しに物を見ようとしている自分が居ることに改めて気付かされました。
忙しい時ほど、一度立ち止まり深呼吸してみると心の落ち着きが変わってきます。そう思っていても実践しなければ意味が有りません。

しかし、子供たちはまた別次元です。常に溌剌と興味を示しアンテナを張り自然と成長の一路を歩んでいるのです。それこそ皆、向上心の塊です。それを昨今の大人・親連中は(自分も含め)小さな固定概念に囚われそれを我欲の満足で押し付けがちになっています。用心しなければ…。

「自分以外は全て師だと思え」とよく我らの宗門は言いますが、その言葉をひしひし感じた一時でもありました。


大安禅寺
|2013,09,27, Friday 05:56 PM |
 
大安禅寺

大安禅寺
皆様は、武生にございます曹洞宗御誕生寺は御存じでしょうか?「ねこ寺」と言った方が思い浮かびやすいかもしれませんね。

昨日私は、ご縁あってその御誕生寺へ伺わせてもらい特別に御住職であり、もと曹洞宗管長様でも在られた板橋興宗禅師様と相見(接見)を許されお会いすることが出来ました。また、それだけでなく2時間位でしょうか応接間にて貴重なお話を拝聴することができ、禅僧の礎となる言葉をたくさん頂戴することも出来ました。素直に楽しくて仕方がありませんでした。

先ず御誕生寺へ行きますと、山門にある掲示板には「人生は身軽がいい」の言葉、後から聞くと禅師様自ら定期的に書し、掲示板に貼るそうです。この言葉に私は入口からして正直やられてしまいました。率直に感じるところ「一から築き上げた人の言葉」ゆえ重みが違います。何て優しく、また厳しい言葉なんだろうと早速ウンタラカンタラ囚われ多き私にとって入口から「喝」を頂きました。人間って欲深いですからね(笑)

さて手前味噌ですが、藩からの援助がない時代、衰退の一路を辿っていた卑山を先師方は勿論、祖父である先住は農禅一如で人の心を育て大安禅寺という由緒ある寺を護ってきました。また現住職は皆様が御存じの通り意気自如の精神でアイデンティティーを活かし、諸堂復興の後には国の重文という形にまでした実績があり今尚、快活に活動しながら護持護法に尽力しています。その姿を傍で見てきているからでしょうか、人知らぬ苦労を身内ゆえ解るので、御誕生寺を一から築いてきた板橋禅師様の言葉が一つ一つ心に沁み入るわけです。それは掲示板の言葉だけでなく、接見下さった一時一時の口にされる言葉さえ「愛」以上のものを感じることが出来ました。

日々多くの人に私はお会いさせて頂いておりますが、人柄というものは最後の最後まで重要であり、また、その人自身の実績とか人生の歩み方、苦労に苦労を重ねてきた方の言葉は、深みからして全てが違います。
底深くから滲み出る人情と言いましょうか…。

それは言葉に出来ない、「何にも言えねぇ~」ものです。(笑)実はこのご縁、同寺の副住職と知り合うことが出来たから実現したことでもあります。私たちは同じ志を持つものです。これから先人の「熱」に負けぬように日々一所懸命がんばっていきたいと共に誓った日でもありました。最後はありがたや、禅師様と記念撮影。

板橋禅師様、副住職様そして御誕生寺の雲水様、温かいおもてなし心から感謝しております。次は皆様のご来山をお待ちしております。 合掌


(大安禅寺副住職)


|2013,09,26, Thursday 05:34 PM |
 
大安禅寺

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