<<前の10件 | 1 | ... | 160 | 161 | 162 | 163 | 164 | 165 | 166 | 次の10件>>
大安禅寺


★人の心を伝える花団子★

毎年三月初旬になると、私の町では鈴の音と共に「ホォーーーー」と言う太い声が響き渡る…。

毎年、大安禅寺では春季彼岸会に併せて「涅槃会」を執り行います。涅槃会とは、お釈迦様の命日に法要される行事のことであり、「涅槃」の意味もこの場合には、お釈迦様が亡くなったという意味で用いられます。実際の命日は“二月十五日”であり、涅槃講や涅槃忌とも称し、日本や中国などで勤修され、釈迦追慕と報恩のために厳修します。

当山の涅槃会には「花団子・涅槃団子」(上の写真)をお供えします。色鮮やかな、この団子はお釈迦様の遺骨『舎利』を表すとされ青・黄・赤・白・黒という五色は、それぞれ空・風・火・水・地を意味しています。これを持つと火難・水難・盗難・病難・怨賊難などの災難魔除になると伝えられており、食べれば無病息災、食べずに持っていると、お守りにもなります。言わば祈りの心です。

その団子を作るためのお米を、布施していただく為に毎年3月初旬に地元を托鉢するのです。今では地元の決まった町内しか回らなくなりましたが、祖父の時代は裏山を越えて一日中托鉢に回ったそうです。何十年も続けられてきているこの托鉢も、今ではすっかり地元の風物詩となり、多くの方が「涅槃会」の為に協力して下さります。

さて、「人の心を伝える花団子」とは?

私の祖母は、私が幼い時から多くの「心」を教えてくれました。特に「食への心」に関しては口うるさいくらいで…、それも、祖母の時代の人は、食の苦労をよく知っていたからだと思います。例えば、ご飯一粒「残さない」でなく「残せない」という心持ち。この違いが解りますか? 私は、そんな祖母から、食や物への感謝「有り難し=有難う」を教わりました。

時代の経過というものは、誰にも止められません。そして人の価値観もおのずと変化していきます。例えば現代は、電子社会が進み、どのような物事もスピード重視の社会になっています。答えも今直ぐ出すことがやはり重要視されているこの時代。「いつやるの?今でしょ!」とは違いますが(笑)。体裁・形に囚われて、簡略化・利便性を追い求めすぎる。すると実はどんどん「心が不自由」になっていることに気付かなければいけません。

情報過多と言いましょうか。ネット上で調べたもの、TVで見て聞いたその情報を、さも自分が経験したかのように発信していく。剣道で言えば「心・技・体」が一体になっていない人…。今一度私たちは「自分の心」の主人公を見つめ直さなければいけません。

「花団子」は、地元の方々が一所懸命働かれたその稼ぎ、また自身の田んぼで苦労して、愛情を込めて作られたお米。そんな「人の心」が凝縮して出来たお団子なのです。

作るのも三日掛り。多くの方の手が掛かって出来上がります。そして、涅槃図の前に恭しく三宝に大盛りなった花団子が供えられます。

その心が詰まった花団子が供えられ、多くの人がご先祖様のご供養をします。繋がられてきたこの命を尊び、そしてまた繋ぐ命を貴び、そこに感謝の心を供えるのです。その感謝の心を供えご先祖を養い、自身の家族を養う行為こそが本来の「供養」です。

形式的に何か物事を実行するのでなく、ちょっと立ち止まって自分の心と対話してみてください。するとふと今まで気付かなかった自分の新たな価値観「主人公」に出会えるはずです。 (当山副住職 玄峰)


|2013,03,19, Tuesday 11:59 PM |
 
大安禅寺

大安禅寺
《涅槃団子切り編》
さて明日は、彼岸会並びに涅槃会です。今日はその準備に追われる一日でした。台所では、昨日出来た花団子を切る作業。本堂は法要の設え準備。外はひたすら掃除。勿論これらの仕事を、住職と私二人で出来るわけ無く、多くの方にご加担いただきます。台所は世話方のお母さんと、パートさんが担当です。みんなで朝から包丁片手にひたすら切る作業。切り終われば、明日の団子巻き用に小さなビニールへ袋詰め。これも大変な作業です。
今日で団子作りも終盤、袋詰めされた団子はまだ封をせず、水分を少し飛ばして明日朝一番でテープ止めします。これだけ手の掛かった花団子、食べる皆さんは味わって食べてくださいね。


大安禅寺
|2013,03,19, Tuesday 12:00 AM |
 
大安禅寺

大安禅寺
《涅槃団子搗き編》
今日は団子作り本番!蒸して右撞いて右形成して右伸ばす。以上の作業をひたすら午前中一杯続ける過酷な作業です。今日は総代さんご夫婦に、世話方さんと私たち寺族全員での作業。終わる頃には皆さんヘトヘトでした。





大安禅寺
|2013,03,18, Monday 05:44 PM |
 
大安禅寺

大安禅寺
《涅槃団子こね編》
今日から三日間「涅槃団子」作りに取り掛かります。お寺の世話人さんとパートさん、そして娘も加わり朝から始まりました。今日は米粉を熱湯で捏ねる作業。
明日は、この米粉団子を蒸して搗きます。量が多いので大変です汗
この団子作りは、一年の行事でも最も大変な行事です。三日間かけて作る団子。さぞかしお釈迦様も喜ぶでしょう。





大安禅寺
|2013,03,17, Sunday 05:41 PM |
 
大安禅寺

大安禅寺
《掃除三昧》
さて…。今日も朝から掃除です。冬にたまった落ち葉が雪に押しつぶされ、苔やら土と混じり掃きに難いやら取り難いやら…。掃いても掃いても、落ち葉の量が減らないです。(笑)それでも時間を掛けて掃除。世話方の宮田さんは屋根の掃除。みんなで手分けして掃除を進めていきます。このお寺に居ると一年中掃除出来るので、ありがたいことです。




大安禅寺
|2013,03,16, Saturday 05:19 PM |
 
大安禅寺

大安禅寺
今日の福井は昨日に続き晴天。しばらく晴れの日が続くので、外の作業を進めるいい機会です。来週はお彼岸真っ只中で「涅槃団子」に法務にと時間が取れないので、今日明日は、空いてる時間を外作業に費やします。中庭も冬の間に落ち葉だらけ…。さぁ頑張っていきましょう!!

|2013,03,15, Friday 05:29 PM |
 
大安禅寺

大安禅寺

三月は旧暦の読み方で「弥生」です。弥生の由来は、草木がいよいよ生い茂る月「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」が詰まって「やよひ」となったという説が有力だそうです。(Wikipedia参照)今日は彼岸の入り、寒さからやっと解放される季節の到来です。花菖蒲も順調に育ち、新芽を息吹いています。写真の青い芽が解りますか?雑草じゃないですよ。(笑)小さな命が一所懸命育つ姿からは力をもらえます。


大安禅寺
|2013,03,14, Thursday 04:41 PM |
 
大安禅寺

大安禅寺


冬も終わり、待ちに待った春の到来。外作業に精が出ます。雪囲い、雪吊りを取り外す作業から、屋根にたまった落ち葉の掃除などやることは沢山あります。しかし、こういった冬装備を取り外すと一気に景色も変わり清々しい気分です。これからはどんどん観光シーズンに向けて準備を進めていきます。


大安禅寺
|2013,03,13, Wednesday 04:56 PM |
 
大安禅寺

大安禅寺
来る3月20日(水)は当山の涅槃会・彼岸会が厳修されます。
行事の初めに詠われる御詠歌は、法要の会場の空気を清めていくような心をうつ響きがありますが、その美しい響きも、日頃の練習の賜物だといつも感じます。
今日も、奥様の指導のもと、会員様の皆様の美しい御詠歌が、境内に響き渡っていました。


大安禅寺
|2013,03,12, Tuesday 11:38 AM |
 
大安禅寺

大安禅寺
春を呼ぶうぐいすの声が響きわたる中、境内の掃除がすすめられました。寺の南に面した枯山水の庭の雪もすっかりとけ、暖かい日差しが降り注いでいます。美しく整えられた石庭はきらきらと輝き、まさに波打つ水面の様です。


大安禅寺
|2013,03,11, Monday 01:35 PM |
 
大安禅寺

<<前の10件 | 1 | ... | 160 | 161 | 162 | 163 | 164 | 165 | 166 | 次の10件>>