【保存修理事業4期工事 入札完了のお知らせ】

滞りなく無事業者も決まりました!

本日、大安禅寺保存修理事業4期工事の入札が行われました。
修理委員会の皆様にご同席いただき、滞りなく無事業者も決まりましたことをご報告いたします。

今回の入札は、開基堂・開山堂・宝蔵の解体工事までを対象としたもので、いよいよ10月より本格的に準備工事に入ります。

入札前に修理委員会の皆様に入札内容と入札の運びについて説明、ご確認いただきました。


開基堂・開山堂は現在の姿を拝んでいただけるのは今月限りとなります。どうぞこの機会に足をお運びいただき、歴史を重ねた堂宇の姿をご覧いただければ幸いです。

長年地域によって守られてきた大安禅寺の伽藍が、未来へ受け継がれるための大切な節目をまた迎えています。
同時に再び息を吹き返すための第一歩です。どうか今の姿を心に刻み、その先に待つ新たな姿にもご期待ください。

入札後は、今一度心ひとつに今後も事業を安全第一で進めていけるように茶礼をおこない、委員の皆様には本堂の見学を行っていただきました。

約7年以上かけて修理をし、江戸当初の姿に復原され整えられた本堂内部を委員の皆様は各々感慨深く拝観されていました。
大安禅寺「令和の大修理」を支えるためのクラウドファンディング開始まで、あと3日となりました。

皆様と共に福井が誇る文化財建造物大安禅寺を未来へ遺し伝えていきたいとおもいます。

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