皆様の応援とご支援が必要です。


ご挨拶
明日、9月12日より、大安禅寺「令和の大修理」ふるさと納税型クラウドファンディングが始まります。
いま、正直に申し上げて、胸の内は不安と緊張でいっぱいです。けれどもそれ以上に、ここまで大安禅寺守り伝えてきた歴代住職、檀信徒様の想いを引き受けて、未来へ守り伝えたいという強い願いが私を突き動かしています。
そして、少し私的なことを申せば、大安禅寺の大修理は祖父の念願であり、それを受け継いだ父が並々ならぬ努力を重ねてきた姿を、私は間近で見てまいりました。その思いを継ぐ以上、今回の大修理を完遂することは、私自身に課せられた使命であり、避けて通ることのできない責務でもあります。
「令和の大修理」は、その責務に応えるための大事業です。創建以来初めてとなる抜本的な修理は、まだ7年以上続き、多額の費用も必要です。これまで支えてくださった皆様にはもちろん「感謝」しかありませんが、より多くの方々に大安禅寺の魅力を知っていただき、その価値を未来へ残し伝えるためには、全国の方々にお力をお願いしなければなりません。
本来、このようなお願いを昨今の厳しい情勢のなかで、広く世に訴えることは大変憚れることです。しかし、伽藍を守ることは一寺院だけの問題ではなく、福井、そして日本の文化を未来へつなぐことにほかなりません。だからこそ勇気をもって、クラウドファンディングという新しい形を選びました。
どうか皆様、この挑戦に共に歩んでいただけませんでしょうか。
一人でも多くの方に、大安禅寺という存在を知っていただき、その歴史を未来に伝える灯をともに守っていただければ、これほど心強いことはありません。明日から49日間、精一杯努めてまいります。
温かいご支援と応援を、心よりお願い申し上げます。大安禅寺 副住職 髙橋 玄峰
コメント