参籠修練

身を引き締めて

昨日の夕方から、地元企業の運送業の方々が1泊での研修にお越しくださいました。


年に1度開催されており、毎年ご参加下さる方もおられます。

まずは、副住職より修練のタイムテーブルや諸注意事項の説明がされました。

説明後、薬石(夕食)より修練が始まりました。準備から皆様協力し合って準備を行います。

食事五観の偈を唱和された後、静かに食事。
普段の食事も一つ一つの作法に則って行います。

食事の後は坐禅の時間です。

「大切なのは、姿勢と呼吸です。腰を落とさず、目線の位置も意識しましょう。」

和尚様の説明を聞き、いつもより丁寧に自分の姿勢や呼吸を意識しながら 約1時間ゆっくりと坐られていました。

最後まで緊張感のある時間を過ごされ、一日目が終了いたしました。

2日目

2日目は早朝より、読経と坐禅から。

朝5時起床。2日目が始まります。
鐘の合図とともに、各々支度にとりかかります。

5時半 読経、坐禅開始
二度目の坐禅、前日よりも呼吸を意識し坐ります。


粥座(朝食)の準備も、皆さんで協力しながら手際よく進められました。

 

その後、作務(清掃)では、班に分かれ、寺内の清掃を行います。
徹底した掃除をする事で、各自が協力・工夫をすることを得られます。


研修最後となる法話では、和尚様自身の経験を例えに「心」について話されました。

 

最後に皆様と集合写真を。

普段とは違う慣れない環境の中でしたが、今回の研修から何か得ることがありましたら幸いです。

(助野)

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