昨日今日と日中は風の冷たさも心地良く感じるほどの好天気。
大安禅寺では本堂特別公開とまた沖縄よりお客様がお越しくださいました。
昨日の本堂特別公開は、引き渡し後初めての一般公開となりました。
午後から3時間のみの短い間でしたが、多くの方がお越しくださり、メディア関係者様も取材に来てくださいました。





ー沖縄美ら島財団 総合研究所 琉球文化財研究室御一行 来寺のご縁ー
本日、大安禅寺に 一般財団法人 沖縄美ら島財団 総合研究所 琉球文化財研究室 の皆様がお越しくださいました。今回ご来寺いただいたのは、首里城修理などに携わっておられる技術者の方々で、私どもにとっても非常に光栄な機会でした。
沖縄美ら島財団は、沖縄県に根差した総合的な公益財団です。設立以来、亜熱帯性動植物の保全、琉球文化の調査研究、技術開発、知識の普及啓発など幅広く活動を行っている団体だそうです。
その総合研究所には「琉球文化財研究室」があり、首里城をはじめとする歴史的文化財の調査・保存に取り組んでいる専門家の方々が所属しています。
首里城修理には福井からも多くの大工が参加しているため、このような背景をもつ団体が大安禅寺を訪れてくださったことは、ご縁の深さを感じずにはいられません。






まず、枯木堂(こぼくどう)にて、これまでの修理経過をスライドでご説明しました。大安禅寺の修復に費やしてきた年月や工程を共有する中で、皆様、非常に熱心に耳を傾けてくださいました。
これから修理に入る開山・開基堂にもご案内。







次に、本堂に移り、文化財建造物保存技術協会(文建協)大安寺事務所のご協力のもと、大川様により本堂修理の方針や今後の展望について詳しくご説明いたしました。技術者の皆様は、これまでの修理で培われたご経験と照らし合わせながら、「これは自分たちの技術向上にもつながる」と深く思慮されているご様子が印象的でした。
こうした専門家の方々との対話は、私どもにとっても大きな学びです。今後、大安禅寺の修復や保存を進めていくうえで、技術的な知見や視点を共有していただけることは非常に心強い。
また、ご興味を持ってくださる団体の皆様は、ぜひいつでも大安禅寺へお問い合わせください。未来へつなぐ伽藍づくりに向け、共に歩める方々とのご縁を心より歓迎いたします。
ークラウドファンディング返礼品拝送準備ー










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