本堂内陣壁紙張り

順調に仕上がる本堂内部

着々と進む本堂内部工事。
今日は御本尊が安座する部屋「内陣」の壁紙張りをご紹介します。
内陣の壁は当初から和紙壁となっており、技法もその当時の技術で復原作業されています。
この工法を「壁張付」と言い、高い技術を要すため専門の表具師の皆様が作業くださっています。
天然の糊を使用し、一枚一枚手作業で何層にの重ねて張っていきます。下地から全て張ると約12層ほどになるそうです。
梅雨など高温多湿な日本の環境において、調湿効果の高い和紙の壁は適しているといえます。ゆえに昔から寺社建築に用いられてきたのでしょう。

完成した姿が今から待ち遠しいです。

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