開基堂の修理

今日は寒さ厳しい朝を迎えました。
それでも現場関係者の皆様は雪がちらつく中で、一生懸命作業を進めてくださいました。
現在、開基堂においては基壇(笏谷石)の解体中。
規模的には小さくも、実際基壇に使用されている笏谷石を外していきますと結構な量。

調査後に再度据え直しをするので、一つ一つナンバリングをして丁寧に保存解体していきます。

また取り外された笏谷石を見ていきますと、当時の石工さんの加工技術に驚かされます。すべて手作業のみで、この細工などを施していたと考えると工夫する心構えに感銘を受けます。

傾きやはらんだところが随所にありましたが、美しく基壇が元に戻った姿が既に楽しみです。
また、今日は福井新聞社様の取材をお受けさせていただきました。

法話グランプリについて、参加した理由や登壇した所感を聞かれ、答えていると大会当日のことを思い出し、また熱くなってしましました。

一番は共に登壇した、宗派はちがえど「サンガ(仲間)」に出会えたことです。

今後も皆さんと御法縁を深めていきたいと思います。

ちなみに、新聞掲載はまだ先になります。またご報告させていただきます。

そして、本日もお祝いのお花を賜りありがとうございます。
また祝電まで届き、本当に支えられていることを改めて実感する毎日です。

報恩感謝 

大安禅寺 髙橋玄峰 合掌

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