除夜の鐘

令和七年 大晦日 【除夜の鐘】のご案内

大晦日の夜、静かで清らかな気持ちで新年を迎えませんか。

当寺では下記のとおり「除夜の鐘」を執り行います。

日時:大晦日
開始:午後11時45分
場所:鐘楼
※自由拝観
鐘をつき終わりましたら、枯木堂にて【新年の招福祈願ならびに法話】を行います。
また当日は、あたたかいお汁粉と甘酒の振る舞いもございます。
どうぞお誘いあわせのうえ、お気軽にご参詣ください。

※現時点での予定となります。
 当日は時間が前後する場合がございますので、あらかじめご了承ください。
年末に向けて慌ただしさが日々増していき、時間に追われてはいけないと思えば思うほど仕事にミスが・・・とほほ。

そんなことを繰り返しながら、法務、事務、境内整備と追われています。

でもこの忙しさの中だからこそ、ちょっと一息を着いて物思いにふける時間は心地よいもの。一年を振り返りながら、新年を迎える心の準備も忘れてはいません。

その最中、私の尊敬する庭師の末政様が受付用の門松を届けてくださいました。幼いころから、都度励まし、叱咤くださり元気を与えてくれる恩人。そんな末政様のお顔を拝見するだけで心が和みます。

いつもいつも本当にありがとうございます。

私にとって今年は、橘曙覧・笠原白翁居士の廟所修理に始まり、本堂完成並び庫裏他諸堂工事の準備、「令和の大修理応援プロジェクト」クラウドファンディング実施、そしてH1法話グランプリ出場と、忙しなく走り抜けた一年でした。

しかし、自分のキャパシティーを超えていたのか如常の法務と業務に支障をきたしえていたのも事実。このことはしっかりと反省して、来年は着実に歩んでいきたいと思います。

何よりも、五月に落慶・晋山式をむかえているので心を引き締めて、まずは年末年始を迎えたいと思います。

皆様も年の瀬せまる故、あえて一杯のお茶をじっくりと味わいながら飲む時間もぜひ大事にしてください。ついつい、忙しさに任せて大切なことを忘れてしまいがちなのが私たち人間です。

ですから私も禅語の「且坐喫茶(しゃざきっさ)」が心に染み入る12月。

皆様も、しばらく座って、まぁお茶でも飲みましょう。

そんな時間を大切にしてください。

大安禅寺 髙橋玄峰 合掌

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