笑いと語りが人を支える

― 金沢「笑語ひろば」にて ―

法話と傾聴がつなぐ、心の居場所

昨日、金沢・東本願寺別院にて開催された法話会に参加してまいりました。

本会は、H1法話グランプリ実行委員会も協働参加しており、そのご縁の中でお声がけいただきました。

私も微力ながら加担という形で関わらせていただきました。
今回の会場となったのは、「笑語(わらかた)ひろば」の取り組みの一環です。

笑語ひろばとは、お茶とお菓子を囲みながら「笑って」「語り合う」ひとときを大切にする集い。
「食」「畑」「演芸」などをテーマに、鑑賞や体験を通して、お一人でも、初対面同士でも、自然と心がほどける場づくりが行われています。

この活動は、NPO法人クロスフィールズ様が、能登半島地震により住み慣れた土地を離れた方々に、新しいつながりと安心を届けたいという願いから始められたものです。

「笑うこと」「語ること」は、決して贅沢ではなく、生きる上での大切な力なのだと、改めて感じました。

その活動の一環として開催されたのが、「心をいやす 法話のひととき」です。

今回は、石川県小松市・西照寺の日野上人が取りまとめてくださり、実行委員長の池尾様、前回H1法話グランプリ審査委員賞を受賞された宮本様が法話をなされました。
3名様のお話は、自分自身の仏教を通じた気づきの話で、日々の暮らしにそっと寄り添う心癒される法話でした。

参加下さった皆様も自分の経験と重ね合わせながら聞き入る姿が印象的でした。
そして、同時に会場の空気が自然とやわらいでいくのを感じました。

法話会後は、参加者皆様と茶話会。

皆様のこれまでのご苦労やなかなか人に話せないこと、また近況の楽しいこともうれしいこともたくさん拝聴することができました。

本当に気付きの多い会となり、今後も継続される予定ですので私も精一杯努めていきたいと思います。
また法話会まえには、能美市の松浦建設様へ新年のご挨拶に伺いました。

会長、社長に温かくお迎えいただき、
今年の修理工事や落慶晋山式についてご相談させていただきました。

90歳を超える会長様は、今なお現役で仕事に携わり、会社創業当時のお話から、経営者としての心構え、そして宮大工という職人として大切にしてこられた精神まで、実に多岐にわたるお話をお聞かせくださいました。

一つひとつの言葉に、時代の荒波を越えてこられた重みがあり、一時間半があっという間に過ぎていきました。長く歩まれた人生の中で培われたのは、技術以上に、人としての姿勢なのだと感じました。
笑顔に支えられる時間と、
人生の大先輩に学ぶ時間。

刺激と気づきに満ちた一日を、石川の地で過ごさせていただきました。

こうしたご縁の一つ一つが私にとって本当に宝物です。

この度は、報恩感謝 合掌 

大安禅寺 髙橋玄峰

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