暑さの中でこそ見つけたい、本当の涼しさ
連日、厳しい暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この暑さの中だからこそ、少しでも皆様の心に涼しい風をお届けしたい
そんな願いを込めて、7月の御朱印は涼しげな禅語にしております。
今月の題字は 「心静即身涼(しんしずかなればすなわちみすずし)」。
そして、水墨で描いた蓮の花には 「妙華(みょうげ)」 と題しました。





「心が静まれば、その身もまた涼しくなる」とは、私たちは暑さだけでなく、仕事や人間関係、将来への不安など、さまざまな「心の暑さ」を抱えて日々を過ごしています。
すると、不思議なことに、同じ景色を見ても余裕がなくなり、小さなことにも心が乱れてしまいます。
しかし、ほんの少し立ち止まり、深く息を吸い、心を静かに見つめてみる。
すると、外の暑さは変わらなくても、自分の心の中には一筋の涼風が吹き始めます。
禅は、環境を変えることよりも、自分の心の向きを調えることを大切にします。
涼しさとは、風や気温だけが与えてくれるものではありません。
静かな心が生み出す「心の涼」があることを、この禅語は教えてくれています。
また、「妙華」と題した蓮の花は、泥の中から清らかな花を咲かせます。
どのような環境にあっても、美しい花を咲かせるその姿は、私たち一人ひとりの仏心そのもの。暑さ厳しい7月だからこそ、この御朱印が皆様にとって、心を調える小さなきっかけとなれば幸いです。
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