蝉しぐれの一日の中で

朝から響く蝉の声に、盛夏の訪れを改めて感じる今日この頃です。
暑さは厳しいものの、境内に吹き抜ける風や木々の緑には、どこか心を穏やかにしてくれる力があります。本日は、棚経のお参りの合間を縫って、全国からご依頼いただいている御朱印の書き入れを進めました。

午後からは、令和の大修理に関する定例打ち合わせ。

現在は、開基堂・開山堂・庫裏をはじめとする後半の修理へ向けた準備が本格化しています。文化庁との協議や修理方針の確認など、目に見える工事だけでなく、その土台となる打ち合わせや事務作業も大切な仕事です。
さて、先日は本山にて開催された広報企画委員会に出席いたしました。
このたび委員長の委嘱を拝受し、委嘱状の授与も行われました。身の引き締まる思いとともに、この重責を大変ありがたく受け止めております。
社会が大きく変化する今だからこそ、禅の教えをどのように現代へ伝え、多くの方々に親しみを持っていただけるかが問われています。

委員の皆様と知恵を出し合いながら、臨済宗妙心寺派の広報・布教活動に微力ながら力を尽くし、一人でも多くの方に仏縁をお届けできるよう努めてまいりたいと思います。
蝉が命の限り鳴き続けるように、私も今いただいているご縁を大切にしながら、今日という一日を精一杯務めてまいりたいと思います。(住職)

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