改修の進む開基堂

石材の基礎工事が進んでおります。

本日は福井県内久しぶりの晴れ予報でしたが、晴天とはいかずあいにくの曇天でございました。
そんな天気も福井らしいなと思いながら、和尚さんは午前一杯表での作務に励んでおり、改修工事が続いている開基堂では村上石材さんが基礎の工事をすすめておりました。
扱う石材は福井県の名石・笏谷石。
足羽山周辺で多く産出され、加工のしやすさから福井では基礎石材としてよく使われてきた石材です。
ただ、現在は鉱道が閉鎖され産出が困難となり、古材の再利用で笏谷石を大切に循環させています。
湿った山の空気に触れ、その彩色をちらつかせる笏谷石。
『ふくいブルー』とも評される美しい唯一無二の色味は、建築物にあでやかな差し色を添える正しく縁の下の力持ちです。

一つ一つに番号が記された古材は、開基堂の改修工事を経て、職人さんの手によって再び基礎としてお堂の歴史を支えていきます。
皆さまの下で開基堂が再びお披露目となった際は、ぜひ淡く色を放つ基礎にも注目してみてください。
工事現場への立ち入りはできませんが、開基堂内部からも作業日が合えば職人さんの作業を間近で体感することができます。
今ならではのお堂もぜひご拝観ください。
また先日もご案内を出させていただきましたが、今年の節分大祈祷会・受付を開始してございますので、お気軽のお申し込みください!
(職員)小澤

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