タブロイド誌発刊

Vol.1 “寺が建つ”

重要文化財大安寺本堂ほか7棟保存修理事業

 大安禅寺は福井藩4代藩主松平光通公が祖先と両親への報恩の想いを形にした由緒正しき禅寺です。

 現在では、観光としての門戸を開き県内外他わず多くの方が訪れる開けたお寺として親しまれています。

 今回の保存修理を通して見えてくる建物の裏側は当然ながら、これまでの約360年の歴史に付随する人間ドラマがあります。そのドラマと共に修理内容を皆様に知って頂き、より大安禅寺が身近な存在として感じて頂けるよう修理から3年が経過した今、皆様にタブロイド形式でお伝えしていきたいと思い発刊に至りました。

 この情報誌は、2年に1回発刊する予定です。是非、ご笑覧頂き、大安禅寺を知り、この地に訪れ、手を合わせて頂きたいです。

 その折には時を経て、今日に受け継がれてきた祈りの心と職人たちの技術を感じていただければ幸いです。

 情報誌は今後、県内の各公共施設に設置してもらう予定です。大安禅寺にも勿論設置していますので、お越しの際はお手に取ってご覧下さい。

大安禅寺 髙橋玄峰 合掌

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